2022年9月24日「みたか多世代のいえ」建築計画地を視察しました。

『荏原つながるおたがいさまプロジェクト』が地域の価値共創を目的として検討しているのが、品川区荏原での「多世代共生型シェアハウス」です。
同じく都心での取り組みとして進めていらっしゃる「みたが多世代のいえ」の建築計画地を訪問し、代表の村野賢一郎さんにお話を伺いました。

みたか多世代のいえは2023年3月オープン予定で、お伺いした2022年9月24日時点ではまだ建築前でしたが、かわいいロゴの自販機やベンチと、イラストで描かれた構想が活き活きとしていました。
在宅医療・緩和ケアの専門医である村野さん。多世代のいえをつくるきっかけは、北海道で20歳のがん患者が最期を迎えるなかで家族や周りの人たちが受けるインパクトを目の当たりにして、その苦痛や苦悩を少しでも癒すことができたらと考えたこと、と話してくださいました。

その想いから始まり、「多世代型シニア住宅×医師・看護師などの専門職同居×地域開放コミュニティブックカフェ」という形が生まれようとしています。耐火木造3階建てには、全22室=シニア向け15部屋+シングル親子向け4部屋+単身者向け2部屋+短期利用者向け1部屋が予定されています。
外から目に見えやすい部分はガラス張りで、コミュニティブックカフェ(プライベート図書館)を併設するなど、どうやったら入居者の家族が会いに来やすくなるのか、地域の人がちょっとのぞいてみたくなるのか、いろんな人が関りをもつ場所になるのか、建築においても運営においても勉強になる視点がたくさんありました。
3月以降、このいえにどんなことが起こるのか、とても楽しみです! ありがとうございました!!

▼「みたか多世代のいえ」WEBサイト
https://tasedai.or.jp/

みたか多世代のいえ訪問

 

みたか多世代のいえ訪問

 

みたか多世代のいえ訪問