つながるおたがいさま
プロジェクトで
目指したい3つのこと
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1
荏原におたがいさまのあったかい関係を増やす
区内で最も高齢者数の多い地域、武蔵小山駅周辺の大きな変化で若者も増える地域、そんなより多様性を増すこの街で、老いも若きも様々につながる場をつくりたいと思っています。
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2
人と「つながる」交流の場をつくる
たまたま出会うのも何かのご縁。そんなご縁を大事にして、何となく緩やかにおたがいさまに気にかけ合いながら、ほっと安心できるあったかい関係を増やしていきたいと思います。
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3
みんなで地域の課題を考え解決する
地域の課題と言っても、その視点は一人ひとり様々。
だからこそ、みんなで持ち寄りながら、おたがいさまの関係で力を合わせて考えていくきっかけをつくっていきたいと思っています。
数字で見る私たちの街
今のこの街で、暮らしの中で、地域で起きていることは何だろう?
大きな変化はないかもしれない。だけど、みなさんの取り巻く環境は確実に少しずつ変わってきています。
この街の現状を数字で見ながら、みなさんの家族のこと、暮らしのこと、近所のこと、地域のことを一緒に考えてみませんか?
- 高齢者の数
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31,643人
品川区が発表している「第8期品川区介護保険事業計画」を見てみると、荏原エリアは高齢者数31,643人で、品川区全体の38.6%を占める高齢者の最も多い地域です。高齢化率も区全体20.2%に対し、荏原西地区20.7%、荏原東地区22.6%と他の地区と比べて高くなっています。
- 高齢者の独居率※
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※東京23区
32.1%
「東京都・IIHOEの推計」(2020年度)では、2020年の東京23区の後期高齢者独居率は32.1%で、全国平均20.6%を大きく上回っています。こうした数字には、地域の中でのつながりが薄れると、高齢者が自らの役割を感じらずに「孤独」「孤立」が広がっていく可能性が秘められています。
- 障がい児の数※
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※品川区の障害児通所支援受給者証の発行数
841人
「第6期品川区障害福祉計画・第2期品川区障害児福祉計画」に過去6 年間の推移が載っています。2020年度の障がい児通所支援受給者は841人で、6年前の1.9倍に急激に増加しています。さらに、医療の必要な医療的ケア児も増えています。荏原エリアは区内でも最も多いエリアです。
- 持ち家率※
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※東京23区
41.1%
「住宅・土地統計調査」(2018年)を見てみると、東京23区の持ち家率は41.1%で、全国の61.2%と比べて大幅低いことが分かります。このことが、地域への愛着にどのように影響を与えているか気になるところです。
- 坪単価※
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※東京都
8,566円
「東京都・IIHOEの推計」(2020年度)では、2018年の東京都民営賃貸住宅家賃は、3.3㎡あたり月額8,566円と断トツの全国1位となっています。経済的に余裕のない人の暮らしに与える影響は、少なくないのではないでしょうか。
- 高齢者住宅の数
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0か所
荏原エリアは、高齢者数の最も多い地域ではありますが、高齢者向けの住環境に関して、サービス付高齢者向け住宅や軽費老人ホームなどはありません。